未経験からエンジニアに転職したい。
けど実際は未経験だと転職は厳しいのでは?
失敗するパターンと対策を知りたい。
こちらの疑問を解決します。
結論から言えば、未経験からIT転職に失敗する人の特徴は3つです。
この記事では、未経験からのIT転職に特化したサイトを運営し、IT業界で7年間働いている筆者が、「転職に成功するためのロードマップ」をわかりやすく紹介します。
わかりやすく丁寧に解説していますので、この記事を読んで失敗を防ぎましょう。
IT未経験から転職に失敗する人の特徴3選
まず初めに、未経験からIT業界に転職する人に向けて、「転職失敗してしまう人の特徴3つ」をご紹介します。
それは以下の3つです。
それぞれ丁寧に説明しているので、気になる部分を読んでください。
①スクールに行けばエンジニアになれると思っている
1つ目の特徴は、「スクールに通えばエンジニアになれる」と思ってる人です。
スクールに通ったらエンジニアになれると考えるのは、「予備校に入ったら大学に受かる」と考えるようなもの。
プログラミングスクールはあくまで学習効率を上げるための手段。
受身の姿勢ではスクールに通ってもエンジニアにはなれません。
盲目的にスクールに通うのではなく、きちんと目的を定義してから通いましょう。
ちなみに、以下のような目的を持ってスクールに通うのは学習効率を上げられるのでオススメです。
- 独学で学んだ知識を体系的に整理するため
- 詰まったとき相談できるプロがいることで、学習効率を上げるため
- クラスメイトと学習することで緊張感を高め、学習効率を上げるため
②自社開発企業にこだわりすぎる
2つ目の特徴は、SES系企業=闇と思い込み、自社開発企業しか就職先を考えていないこと。
SES系企業には以下のデメリットが挙げられ、「SESはやめとけ。自社開発がおすすめ」というメッセージがよくあります。
- 案件コントールが効かない(案件ガチャ)
- スキルが身につかない仕事ばかりやらされる
- 多重下請け構造のため給与が低い
- 客先で働くため居心地が悪い
- 労働時間が長くブラック
たしかに営業力の弱いSES系企業の場合、クライアントの受注内容をコントロールできないため、そのしわ寄せがエンジニアに寄せられます(=案件ガチャ)。
しかし大手自社開発から”直請け”で契約してるSES系企業の場合、入社前から案件の内容がわかったりもします。
また厚生労働省の調査によれば、IT業界に占めるSES系企業の割合は実に「92%」もあるので、SES系企業を選択肢から外してしまうと、未経験から入社できる難易度はグッと上がることになります。
自社開発にこだわりすぎず、ライバルが目をつけてない優良SES系企業を見つけることも未経験からの転職では選択肢に入れるべきです。
③質の高いポートフォリオさえつくれば内定取れると思っている
3つ目の特徴は、ハイレベルなポートフォリオを作ることにこだわりすぎること。
たしかにハイレベルなポートフォリをを作ることで、エンジニアに必要な「自走して学習できるスタンス」を示すことはできるでしょう。
しかしあまり大きな声では言われていませんが、ハイレベルなポートフォリオ “さえ” つくれば内定取れると思い込むのは、未経験からの就活対策としては悪手と言えます。
なぜなら、未経験の場合は技術スキルより「ヒューマンスキル」が重視されるためです。
事実、ITエンジニア専門の就活支援エージェントを15年運営する「レバテック」の調査によれば、新卒エンジニアの採用人事が最も気にしているのは「技術スキル」より「ヒューマンスキル」ということがわかっております。
<調査概要>
調査対象:新卒エンジニアを採用する企業の新卒採用担当者289名
調査会社:楽天インサイト株式会社(調査協力)
集計期間:2022年2月8日~2022年2月13日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:289名
採用を見送った理由のうち、「技術力が低い」は17.0%。
それに対して「コミュニケーション能力が低い」は56.4%!
人柄や協調性が重視されているのがわかります。
もちろん新卒と未経験中途採用は同じ採用枠ではありませんが、少なくとも新卒採用に関しては、現時点でのプログラミングスキルより、コミュニケーション能力や周囲との協調性が重視されていることがわかります。
ちなみにWebエンジニア就職に強いスクール「RUNTEQ」によれば、未経験から自走して働けるようになるまでは平均2年ほどかかるそうです。
この2年間は「ジュニア期」と呼ばれ、周囲と伴走しながら徐々にスキルを身につけていく期間となります。
そのため、このジュニア期に周囲から可愛がられるような “協調性” が重視されるわけです。
よってポートフォリオ作成に時間をかけすぎるだけでなく、コミュニケーション面でバツをつけられないよう、面接対策にも時間を割いた方が、内定を取るには有効です。
IT転職に成功するためのロードマップ
次に、転職の成功確率をあげるためのロードマップについて説明します。
やることは非常にシンプルで、次の3ステップです。
- エンジニア適性を調べる
- 転職目的を決める
- 転職方法を決める
それぞれ説明していきます。
①エンジニア適性を調べる
未経験からITエンジニアを目指すなら、最初にやるべきは「職種適正検査」です。
プログラミングやエンジニアリングは職人芸です。
料理人や服飾デザイナーと同じく向き不向きがあります。向いていないなら他の道を検討した方が賢明です。
適正を見るなら、JEITA 電子情報技術産業協会が提供している「アルゴロジック2」を使うことをオススメします。
本来子供の学校教育に使われる教材ですが、プログラマー・エンジニアに必要な「論理的思考力」をテストできます。
応用3は現役エンジニアでもなかなか苦労しますが、30分を目安に応用2に到達する人は素養があります。
まずはゲーム感覚でエンジニアの素養があるか試してみましょう。
ITエンジニア未経験の人はまず最初に適性があるかどうかを見ることをオススメしてます。
— 久松剛 (@makaibito) February 23, 2021
アルゴロジック2。無料のゲームです。これを一通りクリアしてからプログラミング始めても遅くはないです。https://t.co/28ZLKKFclr
②転職目的を決める
「アルゴロジック2」でエンジニア適性を調べた後は、あらためてエンジニアに転職する目的を定めましょう。
一口にIT未経験からの転職とはいえど、その転職によって得たい物は人それぞれ異なるはず。
目的が違えば手段も変わってくるので、転職成功のための第一歩は「あなたが転職によって得たいものは何か」を具体的にすることです。
今回は未経験からエンジニアを目指す目的を以下3つに分けて、取るべき対策を説明していきます。
- 手に職をつけて、安定したキャリアがほしい
- 将来性のあるスキルを身につけて、自由な働き方を得たい
- 誰かの役に立つシステムを1から自分でつくってみたい
それぞれ説明していきますね!
③転職方法を決める
結論から述べますと、各転職目的にあった対策は以下の通りです。
転職目的 | 対策 |
---|---|
手に職をつけて、安定したキャリアがほしい | プログラミングより学習ハードルが低いのにも関わらず、将来的にも安定したニーズのあるインフラエンジニアになれる就活支援つき無料スクールがオススメ |
将来性のあるスキルを身につけて、自由な働き方を得たい | 実務経験を2年積めば有名企業からスカウト・オファーが来るので、就活支援つき無料プログラミングスクールを通じて卒業生が活躍している企業に入社するのがオススメ |
誰かの役に立つシステムを1から自分でつくってみたい | 起業家精神のあるあなたには、多少ハードルが高くてもWeb系自社開発企業を目指すのがオススメ。自社開発系企業に強い良質なスクールに通うべき。 |
自分に近い見出しを読んでみましょう。
「手に職をつけて、安定したキャリアがほしい人」の転職方法
「手に職をつけて安定したキャリアが得たい」という方は、安定感のあるインフラエンジニアの転職がオススメです。
インフラとは、サーバー・ネットワーク・データベースといった、WebサービスやITシステムが円滑に動くために必要な仕組みを、設計構築・運用・保守していく仕事のことです。
インフラ技術はプログラミング技術にくらべ技術変化が激しくなく、一度身につけた技術は一生もの。学んだ分だけキャリアに生きる仕事と言えます。
また未経験から転職する際の年齢制限もプログラマーに比べてゆるく、35歳以下であれば未経験でもインフラエンジニアとして就職できます。
インフラエンジニア志望の方にお勧めなのは、就活支援付きの無料インフラエンジニアスクールに通うこと。
就活支援つき無料インフラスクールに通うことで、「CCNA」や「LinuC」といったインフラ資格を取得し、書類合格確率をあげることができます。
記事の見出しをピックアップ!
「将来性のあるスキルを身につけて、自由な働き方を得たい」の転職方法
「将来性のあるスキルを身につけて、自由な働き方を得たい」という方には、実務経験を積める優良企業に転職しやすい、就活支援つき無料プログラミングスクールを利用することをおすすめします。
前述したとおり、未経験 vs 2年ほど開発実績を積んだ実務経験のあるエンジニアの場合、1~2年実務経験を積んだエンジニアの方が圧倒的に市場価値が高いです。
具体的には、未経験時代は書類選考に落ちた自社開発系企業からスカウト・オファーが飛んでくるほど、市場価値の高い人材になっています。
そのため自由なキャリアを得たい方には、まず実務経験が積める企業に未経験から入ることを最優先に、就活支援つき無料プログラミングスクールに通うことをオススメします。
就活支援つきプログラミングスクールなら「スクール卒業生が未経験から活躍できている企業」がわかるため、1人で就活したり転職エージェントに頼り切りになるよりも成功確率が上げられます。
卒業生が活躍している企業を知り、2年ほど実務経験を積むことをゴールに転職活動をしましょう。
その後は自由にキャリアが選べる状態になるはず。
記事の見出しをピックアップ!
「誰かの役に立つシステムを1から自分でつくってみたい人」の転職方法
「誰かの役に立つシステムを1から自分でつくってみたい」という方は、他の目的を持つ方より「起業家精神」が強い方だと思います。
そのため、多少時間をかけてでも未経験から自社開発系企業を目指すべきだと考えます。
なぜなら、自社開発系企業なら受託開発系企業よりビジネス理解が強く求められますので、
- 誰のために
- どんなシステムを
- どんな(効率の良い)やり方で開発するのか
という視点を持つことができます。
またエンジニアが企画を出して事業に貢献するということも、自社開発系企業なら強く歓迎されています。
未経験から自社開発系企業に就職するには、1,000時間以上の学習と質の高いポートフォリオ制作が求められます。
独学で取り組むには非常にハードルが高いので、下記のような自社開発系企業の就職に強いプログラミングスクールをオススメします。
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まとめ
未経験からエンジニアに転職したい。
けど実際は未経験だと転職は厳しいのでは?
失敗するパターンと対策を知りたい。
こちらの疑問は解決されましたでしょうか?
本記事では、
- IT未経験から転職に失敗してしまう人の特徴
- 転職成功するためのロードマップ
について紹介しました。
自分自身の転職目的にあったロードマップを選び、あなたの転職成功のお役に立てると嬉しいです。
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